2025年6月の平均気温 国内の主要観光地も平年に比べて大幅な上昇

2025-07-02 オフ 投稿者: -

 気象庁は、2025年6月の全国の平均気温が、平年の6月に比べて 2.34 ℃ 高かったと発表しました。気象庁が1898年に統計を始めて以来、これまで最も高かった2020年の平年比 +1.43 ℃ を1℃近く上回りました。

 2025年6月は、平年よりも偏西風が北へ蛇行し、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが強まり、中旬から下旬にかけて各地で記録的な暑さだったためとしています。

 tabijumbi では主要な観光地の前月の平均気温と降水量をまとめています。東京、京都、札幌、金沢では平年より +2.0℃から +3.6℃ 上昇し、沖縄の那覇でも +1.4℃ も平年より高くなっていました。現時点で確認できるホノルル、ニューヨーク、台北の平均気温はいずれも平年に比べ +1.0℃以下にとどまりましたので、日本の気温上昇が際立っていたことがわかります。

 

(データについて)気象データは日本の気象庁ウェブサイト(https://www.jma.go.jp/)、台湾交通部中央気象局のウェブサイト(https://www.cwb.gov.tw/)、アメリカ国立気象局が管理するウェブサイト(https://www.weather.gov)から検索しました。ニューヨークはラガーディア空港のデータ。アメリカのデータは単位を変換し四捨五入しました。