東京の美術館 東京国立近代美術館

 東京国立近代美術館は皇居北側の北の丸公園の入口近くにあります。東京メトロ東西線竹橋駅が最寄駅で、毎日新聞社が入ったパレスサイドビルの出口から5分ほど歩きますが、交差点を渡ってから上り坂になっています。

 国立近代美術館は1952年に最初の国立美術館として京橋に開館しましたが、所蔵品が増えさらに企画展を拡充するという計画から、1969年に現在の北の丸公園に移転されました。設計は建築家の谷口吉郎氏です。さらに2001年には増改築され現在の形になったということです。1万3千点もの所蔵品が

 1階が企画展ギャラリーで、2階から4階が所蔵品ギャラリーになっており、1万3千点の所蔵品から選ばれた作品が展示されています。また、4階には「眺めのよい部屋」という休憩室があり、目の前に千鳥ヶ淵から大手町の端までの景観の広がりを楽しむことができます。

(2021年6月取材)